【不合格から学ぶ】英検1級に受からないタイプとは!?

どうも、Smashです。さてさて、季節も春らしくなってきた新学期の季節、6月に英検1級に挑戦しようと考えている方もいるのではないでしょうか。私が合格したのは、2018年6月の試験ということで、ちょうど1年前の今頃の週末は「3度目の正直で絶対に英作文で高得点を叩き出して合格するんだ」と必死で勉強していました。今回は、あえて不合格したときを振り返り、英検1級に受からないタイプについて考えてみたいと思います。失敗を反面教師として、ぜひ合格への参考にしていきましょう
英作文を軽視しているタイプ
日本の大学生や社会人の多くは、TOEICの試験に慣れていることもあり、リーディングとリスニングに特化しており、英作文を基礎から勉強している人は少ないのではないかと思います。それが英検1級を受験するにあたっては大きな落とし穴となります。なぜなら、英検1級ではリーディング:リスニング:ライティングの得点は「CSE得点で 850 : 850 : 850 = 1 : 1 :1 」であり、ライティングの比率は、リーディング、リスニングと同等だからです。英検1級がCSEに換算されて合否に使用されることは別記事で記載しましたが、「英作文ね、外国人の友達がいるし、留学したから大丈夫」というように気軽に受けてしまう方が多いと思います。実際にtwitterでTOEIC900点台後半の方でも、ライティングは得点が伸びずに不合格になっている方も見かけるので、英検1級の英作文を軽視している方は要注意です
R、L、Wの3技能が安定しないタイプ
続いて、上記でも記載したとおり、リーディング、リスニング、ライティングのCSE合計点が2028点以上であることが英検1級1次試験の突破条件のため、それぞれの技能が安定しないような方も要注意です。特に帰国子女の方などでリスニングは抜群にできるのだけれども、語彙力が不足して英検1級のリーディングで低得点になってしまったり、そもそもノリで英検1級を受けてしまい、実力が安定しないまま毎回得点に波があるような方は不合格のスパイラルに陥ってしまうことがあるので気を付けましょう。英検1級界隈では有名な話かもしれませんが、英検1級に合格するために25年かけて合格された方がいるようです。たしかに最終的に合格されたのは素晴らしいのですが、1年に3回受験チャンスがあって、毎回受験しているとすれば 25年 x 3回/年 = 75 回も受験費用を投資しているので、各回の失敗でうまく修正できなかったのかな、と個人的には思います
過去問よりも市販の参考書を重視するタイプ
英検1級もTOEIC900点を取得してから目指す方が多くなっている印象です。さらにtwitter界隈では、「○○の参考書がよかった!これを使って合格した!」というような合格者の声に影響を受けて、「私も○○買いました!」というように参考書メインで勉強されている方も多いように思います。それが正しくないと言いたいわけではなくて、英検1級の受験生として、自分の現時点の実力を客観的に把握して、なぜその参考書なのか?受験生としての合格への戦略の軸はあるのか?ということを問いたいです。実は私も過去2回不合格になっていた時には、参考書で流れをつかんで、過去問で実際に演習してみる、という流れで勉強していたんですね。ただ、やはり英検1級の出題者の意図や頻出の問題をきちんと把握するためには、勉強と軸として「過去問>>>参考書」であるべきだと考えています
まとめ
今回は失敗から学ぶをテーマに、英検1級にうからないタイプについてまとめてみました。上記がすべてではないと思いますが、もし英検1級に不合格になってしまった場合、「英作文を軽視していないか」「R、L、Wの3技能にバラつきはないか」「過去問を使い倒しているか」を再度確認してみるとよいでしょう