【未受験者向け】英検1級の2次試験ってどんな内容なの?

どうもSmashです!本記事では未来の英検1級受験生のために、英検1級の2次試験がそもそもどんな内容なのかを記載していきたいと思います。
試験を受ける際には、まず相手を深く知ることから始まるので、英検1級を未受験の方々は本記事を読んで英検1級2次試験の概要を把握しておきましょう。
英検1級の全体像を把握したい場合は、まず以下の記事から見てみてください
面接内容(全体としては入室から退室まで10分くらい)
簡単な挨拶
入室してからはアイスブレークタイムということで、簡単な挨拶や自己紹介が行われます。英検1級の受験者は日常会話は問題ないと思うので、この挨拶部分はあまり気合を入れよいでしょう。
スピーチ
入室してから着席すると5つのトピックが書かれたカードを渡され、開始の合図でトピックカードを裏返します。
すると、以下のような問題文が記載されているので、自分がどのスピーチをするのかを選びます。トピック選定は1分で、その後に2分間でスピーチをします
1. What role should the United Nations play in internatilnal politics ?
(国際政治において、国連はどのような役割を果たすべきか)2. Do the rich have a responsibility to help the poor in society ?
(金持ちは社会の貧しい人々を助ける責任があるか)3. Is tradition always worth preserving ?
(伝統は常に継承される価値があるか)4. Should students be asked to evaluate their teachers ?
(生徒は教師の評価をするべきか)5. Agree or disagree: The Olympics have become too commercialized
(賛成か反対か:オリンピックは商業化され過ぎている)注:英検1級2次試験サンプル問題より抜粋
質疑応答
2分間のスピーチが終わると、残り時間でスピーチに関連する内容の質疑応答があります。
トピックに対して賛成か反対かを述べるケースが多いのですが、賛成の場合は、面接官が反対側の意見を言ってくるので、自分はなぜ賛成なのか?というように面接官とディスカッションをしていきます
具体的な試験の流れ
ここまで記載してきたように2次試験の面接は、2分間のスピーチと4分程度の質疑応答がメインとなります。実際に私が受験したときの再現は以下のリンクにあるので、もっと具体的な内容を見たい方は、以下のリンクを参考にしてください。
評価方法
以下の各項目がそれぞれ10点満点で評価され、素点の満点は40点です。英検はCSEという採点方式を使っているため、合否判定の基準はCSEで850点中602点です。
- スピーチ:冒頭の2分間のスピーチ内容が評価される
- 質疑応答:スピーチ後の質疑応答の内容が評価される
- 文法:面接全体を通しての文法の正確さ、バリエーションを評価される
- 発音:面接全体を通しての発音を評価される
まとめ
ということで、今回は英検1級2次試験の概要をまとめていきました。これから受験される方は、早めに試験概要を把握することで、少しでも気合を入れてもらえればと思います。